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汀の砂

汀の砂  2011年6月出版デビュー作

汀の砂
あの夏の日、すべてはここから始まった。
海辺の集落で起きた放火殺人事件。
犯人として一人の男が逮捕されたが、事件の真相は思いもよらないものだった。

北陸の小さな漁師町にある招提寺で放火殺人事件が起きた。
逮捕されたのは帯広夏夫、26歳。
担当弁護士として現地で詳細を調べていた渡辺は、
事件に不可解な点がいくつもあることに気付いた。
戸籍のない被害者の「七夕」、夏夫の複雑な生い立ち、招提寺に伝わる曰く──。
やがて、夏夫はぽつりぽつりと真実を語りはじめた。
複雑に絡み合った人間関係が織りなすサスペンス小説

概要

北陸日本海に面した風光明媚な漁師町にて、招提寺という由緒正しい寺で若い女が焼死するという放火殺人事件が起こる。
この事件をめぐり、否応なく巻き込まれていく男女の葛藤の姿を描く。
事件のいきさつを探るにつれて、招提寺に秘められた秘仏に対する女の情念、亡き母の姿を秘仏に重ねる男の回顧、妹への偏愛から復讐心に取りつかれた男、さらに彼らにまつわる過去の禍根など、次々と複雑な真相が明らかになる。

ストーリー

舞台は、眼前には海が広がり背後には山が迫る、風光明媚な北陸の片田舎の漁師町。夏夫の回想で話は始まる。
十数年前の夏、母の病気平癒の祈願のために、この漁師町にある招提寺に、夏夫と母は参拝にやってくる。夏夫はここに秘仏があることを初めて知り、姿の見えないこの秘仏と母の姿を重ね合わせる。祈願の甲斐なく、間もなく母は亡くなってしまう。
あれから十数年、夏夫は再び招提寺に戻ってくる。この寺で七夕(なな)という謎めいた雰囲気を持つ若い女に出会う。亡き母の面影と重なり、夏夫は七夕に心惹かれていく。寺に秘められた秘仏に、七夕は異常なまでの関心を見せていた。夏夫はそのことが何となく気にかかる。
そんなある日、秘仏の納められている観音堂で小火がおこり…

ご注文方法

汀の砂
著者:青桃(あおもも)
≫プロフィール
出版社:文芸社
定価:¥1,200(税別)
汀の砂
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